大学合格の喜び

大学生の時

2月、受験の大詰めを迎えた。私は関東学院、台東文化、東海大学、そして神奈川大学を受験。猛勉強の成果を背景に、関東学院や台東文化、東海大学の筆記試験には自信を持って臨んだ。一方で、神奈川大学の試験は難しく、緊張のせいで余裕が持てなかった。

東海大学の筆記試験は意外と易しかったが、面接が壁となった。私は極度の緊張症で、吃音にも悩んでいた。名前を問われても、どもってしまい、その後の質問もスムーズに答えられなかった。そのため、東海大学は不合格となった。しかし、台東文化と関東学院からは合格の知らせが届き、その喜びは筆舌に尽くしきれないものだった。

そして、さらなる驚きは神奈川大学からの合格通知だった。確信していた不合格が、実は合格で、その驚きと喜びは今でも忘れられない。自分の努力は決して無駄ではないということを痛感した。

日々、8時間の勉強、予備校からの帰り道、そして深夜までの学習。そのすべてが報われた瞬間、人生で最も幸せを感じた日となった。そして、その喜びを最も分かち合いたかった両親も、私の成功を心から祝福してくれた。